トップリーグ残り3節 トップ4争い、サントリーは決定、神戸製鋼は確定。残り2枠は? トライ王、得点王は誰の手に? | ラグビージャパン365

トップリーグ残り3節 トップ4争い、サントリーは決定、神戸製鋼は確定。残り2枠は? トライ王、得点王は誰の手に?

2012/12/19

文●斉藤健仁


8月31日に開幕した10年目のトップリーグ(以下TL)。12月8、9日に日本各地で第10節が行われ、サントリーサンゴリアスが東芝ブレイブルーパスとの「府中ダービー」を制し、10連勝で4位以上を確定させプレーオフトーナメントに進出を決めた。残る3チームはどこになるのか? またトライ王や得点王の行方は?

トップ4争い、サントリー、神戸製鋼は決定。

昨シーズン2冠のサントリーは、今シーズン、2年間チームを率いたエディー・ジョーンズ氏(現日本代表ヘッドコーチ)に代わり大久保直弥監督が就任しても、その強さは変わらず、開幕から10連勝を達成し、早々と7シーズン連続7回目のプレーオフトーナメント進出を決めた。

2位に付けている神戸製鋼コベルコスティーラーズも11戦し、9勝1敗1分とと好調だ。前節では、後半ホーンがなった後、今村が自陣からトライを決めるスーパープレーで勝点を46と伸ばし、2008-09シーズン以来のプレーオフトーナメント進出を決めた。

 

残り2枠はパナソニックと東芝が優勢だが、ヤマハ、トヨタ、近鉄のトップ4進出もあるか?

注目されるのは、トップ4に進出する残り2枠である。トップ4に進出するためには勝点45前後が必要となってくるだろう。

3つ目の枠は、昨シーズン準優勝で現在3位に付けているパナソニックワイルドナイツ(勝点40)と前節2位神戸製鋼を破った東芝ブレイブルーパス(勝点40)の争いとなるだろう。パナソニックは、前節、九州電力キューデンヴォルテクスとの対戦で大量得点を獲得し、得失点が203。残り2節の対戦相手は神戸製鋼、キヤノンイーグルスと、今シーズン昇格したチームと1試合残している。たとえ神戸製鋼に負けたとしても、キヤノン戦に4トライ以上を挙げて勝利すれば勝点は45まで伸ばすことができる。対して東芝は前節の神戸製鋼戦では僅差の勝利で得失点は96。残り試合は近鉄ライナーズ、九州電力との対戦。1勝1敗であれば、勝点を45点前後まで到達する。だが2敗となると勝点40点前後のため、現在5〜7位のチームにもトップ4の可能性が出てくる。

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